革を同じ幅（5ｍｍ～50ｍｍ）に裁断するときに便利な幅断ち定規です。プラスティック加工をしている父に作ってもらいました。改良を重ね、随所に使いやすい工夫を施しました。にハンドバッグを作るときには欠かせない道具です。やわらかい革をまっすぐ、同じ幅に裁断するのは至難の業ですが、この定規で幅を調節し、革を押さえて切ることで最後までとても綺麗に、正確に裁断することが出来ます。定規を押さえる部分に厚さ１ｍｍ、幅５ｍｍのエッジがついているので押さえる力が分散されず、しっかり革を押さえることが出来ます。私の通うハンドバッグ教室（リアクリエーション）の先生も、使いやすいと絶賛してくださいました。慣れてくれば１ｍｍ以下の薄い革も切ることができます。★基本的な使い方①両サイドにある目盛にアルミ板を合わせネジで固定します。②革をまっすぐに切った面をアルミにあて、定規を上から押さえます。③カッターや革包丁で切ります。 そのまま必要な長さまで定規をずらして切り進めます。★厚さ１ｍｍ以下の薄い革からレース（細い紐）を切り出すとき例：「３ｍｍ幅のレースを作るとき」①幅裁ち定規で革を５０ｍｍ幅に裁断する。②幅裁ち定規を４７ｍｍにセットする。③①で作った５０ｍｍの革にあてがい、裁断する。⇒３ｍｍのレースができる。④次は４４ｍｍ、４１ｍｍ、３８ｍｍと定規をずらしながら 裁断を続けると３ｍｍのレースが４本出来ます。⑤最後に残った８ｍｍの革を５ｍｍに裁断する際はどうしても革が逃げてしまうので、革をまっすぐに伸ばし、革の上下をビニ板にセロテープで貼り付け、５ｍｍにセットした定規を沿わせて切ります。（このときだけは定規で革を押さえるのは能なので）⑥最後に５ｍｍの革が残りますが、これからは目見当で裁断しています。少しロスが出て手間ではありますが、どうにか切り出すことは出来ます。お試しいただけたらと思います。定規の端には壁に掛けられるように穴をあけてあります。サイズ幅：８ｃｍ長さ：４５ｃｍ厚さ：板のみ…７ｍｍ ネジ頭まで含む…１８ｍｍ重さ：約２９０ｇ